迎え酒は二日酔いに良い?!逆効果になる対処法

迎え酒を飲む男性

二日酔いの症状を解消させるために良かれと思ってやってしまう二日酔い解消方法で、実際は逆効果となってしまう行動についてご紹介します。

迎え酒

たまに迎え酒を行うほうが二日酔いの解消には効くという人がいます。この二日酔い解消行動は逆効果となってさらに自分を苦しめることになるので要注意です。

江戸時代の川柳でも詠まれており、日本には昔から迎え酒を飲む風習があります。平成以降の研究によると迎え酒をすることで中枢神経系が抑制して痛覚を鈍らせ二日酔いの頭痛や吐き気を緩和しているにすぎず、いわば、さらにお酒を飲むといった対処は気のせい、その場しのぎであると考えられるようになりました。

さらに、この行動によってアセトアルデヒドが新たに生じるといった悪循環も生じ、習慣化することによってアルコール依存症になりうることや、飲み過ぎによる中性脂肪の増加の可能性も指摘されています。

無理やり嘔吐する

最も避けたいことのひとつの行動が無理やり吐くといった嘔吐になります。せっかくおいしいお酒を飲んでも、戻してしまってはすべて台無しです。また嘔吐しても、気分が悪いのはすぐに治りません。

しかし一方で早く楽になりたいという理由で、指を口の中に入れて無理に戻した経験をしたことがある人も多いでしょう。ですが、この方法で嘔吐するのは極力避けたほうがいいです。嘔吐は生命維持装置であり体に大きな負担がかかります。

吐瀉物の中に胃酸や胆汁も含まれます。嘔吐後に口の中に酸味があるのは胃酸で食道にダメージがあるからだといわれています。嘔吐の前に大量の唾液が出るのは食道を胃酸や胆汁から守るためなのです。しかしこのような準備が整える前に強制的に吐くと食道を痛めてしますのです。大量のアルコールを排出するためにやむを得ない場合以外は、無理をして繰り返し吐くようなことはしてはいけません。

日本特有の風習でもある迎え酒は、ともすると先人の知恵と思ってしまいがちですが、医学的な根拠からも二日酔い解消のNG行動のひとつとしてあげられます。また、つらい症状から一刻も早く逃れたくて無理やり吐くこともあるかもしれませんが、これもNG行動です。二日酔いの正しい対処方法を身に付けて、効率よく回復していきたいものです。

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